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2020年9月27日日曜日

高3と浪人時代について

消えてたので再公開

まず自分について
茨城県の偏差値63らしい私立中高一貫校に中学受験で入学、偏差値63というのはおそらく高校受験の話で中学受験だと多分そこまで偏差値高くないはずだし勉強はあまりしなくても入れたので大したこと無い学校である。(追記:中受向けの塾入ってそこそこ勉強してた気もしてくる)
学校では英国数でクラス分けがされているが、(国語は高3からで他は中2ぐらいから)上位クラス(笑)でも難関大に一般入試で合格するのはほんの一握りであり、GMARCH合格者の半分以上はおそらく推薦だと思われる。
下位から上位クラスまでであわせて浪人してGMARCH以上に行った人を同期で4人しかしらない、二浪まで含めたら5人か。

私は勉強というものを高3になるまで全くしてこなかった。
というのも暗記科目はテスト前になれば付け焼き刃、数学は一応勉強するも何もわからず身に付かず毎回赤点、英語に至ってはもうお祈りしつつ鉛筆を振り選択肢を選ぶだけという状態になっていたのである。記述解答欄に全てhotgooと書き英語科教師に呼び出された事もある。
暗記科目は当然付け焼き刃なのでテストが終われば綺麗さっぱり忘れるし、そもそも頑張っても70/100くらいしか取れていなかったので本当にしょうもなかった。

そんな奴が高3になってから勉強を始めてみてもやはり基礎知識すらないのでとても受験生とは思えない点数しか取れないのである
しかし、これが私の紛れもないスタートだ。
この時期、正確には5月の20日から科目を英国世Bの3科目に絞りGMARCHか首都大学東京を目標に勉強を始めた。
まず授業で言ってる事がわからなかったので内職をし全力で勉強した。
最初はとやかく言われたが、最底辺クラスだったので周りは動物園であり勉強しているだけで偉いと言われるようになったので問題無かった。
教材は以下のものを使った。
フォーミュラ1700、くもんの中学英文法のやつ、FOREST、FOREST書いてトレーニング、学校の世界史プリント
フォーミュラは1日100個ずつ覚えた。
覚え方はまず英単語と日本語の意味を隠さずに見て頭の中で何回も繰り返し、そろそろと思ったら意味を赤シートで隠してわからなかったところは再度見て意味を確認し完璧になったら次のページに進んだ。
この時期はまだ500くらいまでしかやってなかった。
くもんのやつは読み込んだけど全くと言っていいほど身に付かなかった。
今思えば今まで何も勉強してこなかった奴に理解力などあるはずがなかった。
FORESTは1章読んで対応部分を書いてトレーニングで演習という形式を取っていた。
こちらも何度もやっていたが何も覚えられなかった。

夏休みに入るまでにフォーミュラは1000まで、FORESTは3周くらいはしたが本当に何も覚えられなかった。先生や周りからは英語はすぐ伸びないで後から伸びると言われていたので今まで気にしないでいたが、夏休みも終わったにも関わらず何一つ伸びず流石に焦り始めた。
焦りから書いてトレーニングからネクステージに問題集を変えたり、フォーミュラを大雑把に全範囲を終わらせて新たにターゲット1900を購入したりした。ターゲットは良いとしてネクステージに変えたのは失策だった。
先生に言われ熟語帳の解体英熟語を買ったがこれも覚えられずに挫折してすぐ辞めてしまった。
世界史は9月中に授業で全範囲が終わった。プリントを回していたのだが1つ覚えては1つ忘れの繰り返しだった。





この辺になってようやく英文法の知識が記憶に定着してきたり長文が読めるようになった。
偏差値が50を超えすごく嬉しかったのを覚えている。
思うにこの段階に辿り着くまでに多くの人が諦めたり、ここに辿り着いたところで受験を迎えてしまうのではないだろうか。
無論頭の良い人や要領の良い人はすぐに出来るようになるのかもしれない、実際僕の恩師は無勉から半年程度で私大模試で偏差値62を取るまでになっていた。しかし世の中の大半の人はきっとそうはならないだろう。なので大切なのは長文が読めるようになるまで、文法が記憶に定着するまで勉強をきちんと続けることだと思う。そしてここまで来てもまだ第一段階である事に変わりはないので絶対に慢心しない事。
参考書等は変わらずターゲットやネクステを使っていた。

点数は大幅に落ちたが、まあ駿台だし難しいよな!とあまり気にせずにいた。
冬休みに入って解いた河合の予想問題集で154点を叩き出し、本番は8割超えを確信した。
問題集はやっておきたい500と700を追加した。
まず700はオーバーワークなのでやらないほうが良かったのと、速読力を上げるためにやっておきたいの文を何回も読み返した方が良かった。
デデドン!(絶望)
結果は絶望的である。自己採点をして僕は死を悟り学校のセンターリサーチもサボり家でふて寝していた。
しかしいつまでも凹んでいられないので私大の過去問を解き始めた。
英国共に5〜6割しか取れず、今考えるとこの時点で詰んでいた。
結果普通に落ちた。
法政 社会
中央 文
法政 経済
明治 法
法政 法
後期 立命館 文
この辺を受けたが見事に全落ちした。
立命館後期とか倍率見ればわかるように現代社会の闇そのものなので受けない方が良いと思う。

そして浪人が始まった。
最初は宅浪すると決め込んでいたのだが3月も終わりに近づくにつれて心が腐っていくのを感じた。
このままじゃ腐れニートになって死んでしまう!と感じた僕は親に土下座をして予備校に入れてもらうことになった。
やはり金は無いので単科や学費免除などを考えたが単科は授業がある日しか自習室が使えず学費免除はほぼ門前払いされたので使えなかった。
そんなトホホな状況に運良く救いの手が差し伸べられた。
早稲田予備校である。
学費が普通の予備校に比べて激安だった。
通期で授業を取っても50万程度、更に学費免除が簡単に出たらしい。(筆者は出なかった)
設備は古くビルのテナントの2フロアを予備校として使っている予備校というよりは塾みたいな感じで最初は不安だった。
予備校にコースで通うことが決まったにもかかわらず、なんと英語は全サボりで自習室に篭るという愚行を犯した。
流石にこれでは何のために入ったのかわからないと思い残りの授業は全て出た。

まあ記述模試だから多少はね



11月あたりから前年比で偏差値20ぐらい上がってる

進学先は明治法

以上